いきなり私が作っているような装飾が多いラフは難しいと思います ですからまず何の装飾も無いラフの説明をします! あくまで説明ですから素材などは指定しません ラフの理論だけをまず説明します 一遍に私も説明しきれません汗 全部の型紙が出来てから紙を折り曲げていくと どういうことになるのか理解してもらえると思いますので 自作されようと思っている方はまず紙で挑戦してみてください 型紙を製作するのに必要な道具 ●模造紙(あまりペラペラではない白いもの。) 私はこちらでマトメ買いしてます http://www.altech.ne.jp/ ●シャープペンシル(出来たら製図用の0.3のが良い) ●コンパス(細くて正確な線が引けるもの…と云いながら私は100均★笑) ●定規(出来たら製図用の方眼が入っているものが使いやすいけど普通のでも大丈夫) ●マスキングテープ(製図同士をくっつけるのに使う半透明の上からシャーペンで書けるテープ) まずラフを上から見たときの図を製作します。 写真と図を合わせてみると解りやすかなと思います〜 赤い線は首周りになります 此処はレディース標準ヌード寸法(ゆとりがないピッタリサイズ)で 33cmなので図にはその設定の大きさを記入しています ご自分のサイズをメジャーなどで測って頂いてもいいですよ★ またピッタリだとしんどいから少し大きめに作りたいな〜という方も その辺りご自分で調節なさってくださって結構です! コンパスで引く時に必要な半径を出す計算をします 学校で習う簡単な計算ですけど一応復習で書きますね 笑 円周(33)÷円周率÷2=半径(約5.3)と出ました! 端数はゆとりとか縫ってる間に縮んだりするのであまり気にしなくて良いです 笑 半径5.3で円を書きましょう! これで首周りの赤い線が出来ます★ 半径5.3をBとします。 次にAの大きさを決めましょう〜 Aは写真でみて貰った通りラフの幅になります 今回は12cmで製作しますがこちらも好きな大きさで製作してください。 AとBを足した数字を半径にして円を書くと ラフの外側の青色の線が引けます! 次に上で製作した図にラフの襞の分かれ目?を書き込みます 私は計算しやすいので10°ずつに分けて1週36枚襞にしています この角度を小さくすれば襞の枚数は増えますし 逆に大きくすれば枚数が少なくなります! デザインや好みによって変えてくださいね★ と。実は実際は図のように全部書き込まなくて構いません! 解りやすくするために全部書き込んでみただけです!! 此処までの作業で欲しいのは実は本当は物凄く小さな型紙なのです!! はい!此処までの作業で欲しいのは薄紫の部分だけです!!爆 このカタチとそれぞれの大きさが解りたいがための今までです… どういう場所のどういう形なのかが理解できた方は 全円書かなくて良いです★ 4分の1カットぐらい書いてすると手早く出来ると思います♪ 紫の部分を抜き出しておきましょう〜 理論上赤い線部分の長さは 33÷36=約0.9になると思います ここで注意!!! 上までは割りとアバウトな感じでも構わなかったのですが この0.9は極力崩さないで下さい!! 何故ならこの0.9が今後36個連続して縫い付けられるんです もしこれが間違って1.0になった場合最後に首周りが 3.6cm大きくなってしまうことになり 当初ピッタリに作ろうと思ってたのにいつの間にかユルユルだ!!! なんてことになってしまうからです… まぁ、実際はシャーペンの太さとか今後パターン展開していく上での誤差 裁断の誤差、縫い付けの誤差などで絶対にこの通りにはいかないし その誤差も計算した上で作業も進めていくから 出来上がってユルユル!!!にはならないんですが 折角のパターンですから極力正確に製作しましょう! 他の箇所も同じで理論上の長さと実際の長さに誤差があれば この段階で修正しておいた方が良いと思います 例えば青い線の長さは理論上約3.0cmになる筈です |